皮膚科の診療案内
MEDICAL
アトピー性皮膚炎は、かゆみのある湿疹が慢性的に続き非常につらいものです。少しでもかゆみを減らし、快適 な日常を送っていただけるように、皮膚科専門医として治療方法・スキンケアのアドバイスをします。
ニキビにはさまざまな種類があり、対処方法もそれぞれ異なります。ニキビの状態をしっかりと確認させていた だき、治療法をご提案します。希望される方には、美容皮膚科分野の施術(レーザー治療、ケミカルピーリング等)のご案内もさせていただきます。
皮膚の表面に起きる炎症の総称を「湿疹」または「皮膚炎」と言います。湿疹には、いくつかの種類があり、 それぞれの原因にあったケアが必要です。
蕁麻疹(じんましん)とは、膨疹(ぼうしん:赤いはっきりとした皮膚の盛り上がり)が突然現れたり、かゆみを伴います。また、蕁麻疹には、短期間で治る急性蕁麻疹と、1か月以上程度症状改善に時間がかかる慢性蕁麻疹があります。
DOCTOR
皮膚科専門医
NISHIMURA KEIKO
TREATMENT & EQUIPMENT
体の半身に照射することができるナローバンドUVB照射装置です。 全身に照射することが可能です。
紫外線の免疫抑制作用を利用し、過剰反応を起こしている皮膚症状を鎮静化させる光線療法です。
ナローバンドUVBよりも短い波長の紫外線を患部に照射することで、より高い治療効果が期待できます。
【NEW!】新しくクライオプロを採用しました。
ウイルス性のイボの治療に使われる液体窒素の機器です。
クライオプロで液体窒素を霧状に噴霧することで、イボを冷凍凝固します。大きな病変も均一に冷凍凝固でき、イボ周囲の正常皮膚へのダメージを軽減することも可能です。
綿球法に比べて痛みが少ないことも。
小手術やホクロ、イボの治療に用います。
ALLERGY TEST
アトピー性皮膚炎、花粉症、食物アレルギー、蕁麻疹などが主な対象疾患です。
皮疹の原因が、アレルギー疾患であることは往々にしてあります。
赤ちゃんから成人の方まで年齢・性別を問わず、アレルギー疾患でお困りの方は是非ご相談ください。
重症なアレルギー症状が出るかたにはエピペンの処方もいたします。
ご希望に応じて接触皮膚炎のパッチテストなどの検査も行います。
毛染め、植物、金属、ゴム製品、化粧品などでかぶれた経験がある方にお勧めしています。
接触皮膚炎の原因が何かはっきりしない人は、パッチテストパネルSを用いて行います。パッチテストパネルSとは、ジャパニーズスタンダードアレルゲンという、日本人に多いかぶれの原因物質の中より厳選された22種類の物質についてのパッチテスト専用キットです。化粧品など疑わしいものがある場合には、それを持参して頂き検査することも可能です。
貴金属でかぶれたことがある、歯科治療で体内に金属が入っている、入れる予定がある、
原因不明の湿疹で全身型の金属アレルギーが疑われる方にお勧めしています。
背中に金属を48時間貼り付けます。貼付より48時間後、72時間後、1週間後に皮膚の変化を観察します。陽性反応が出た場合、その金属に対するアレルギーが疑われます。主に歯科で使用される16種類の金属を調べることができます。パッチテストは、金属アレルギー検査の中で最も一般的に行われる方法であり、信頼性の高い検査法です。
パッチテストは以下の日程で実施します。
【水曜日 金曜日 土曜日 水曜日】
陽性反応が出た場合、その物質に対するアレルギーが疑われます。
血液を採取し、様々な物質に対するIgE抗体の有無を調べることができます。
アレルギーの中でもアトピー性皮膚炎、アレルギー性鼻炎、花粉症、食物アレルギーなどはIgEという免疫細胞がアレルギー反応に大きく関与しています。
それぞれの疾患の症状に対して原因検索、悪化因子の検索を行います。
保険適応内で調べられるのはひと月当たり13種類までです。