耳鼻咽喉科の診療案内
MEDICAL
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院長は大学アレルギー外来で10年以上、特に舌下免疫療法では多くの実績を有しています(300件以上導入)当院の耳鼻咽喉科では、手術加療(全身麻酔が必要となる手術は提携病院(名鉄病院)にて院長執刀可能です)を含めた、鼻アレルギー診療ガイドラインで推奨されるすべての治療を提供することができます。
「日本めまい平衡医学会認定 めまい相談医」である院長が診療します。重心動揺計、赤外線フレンツェルなどの機器を導入・活用し、結果から処置や治療方針を決定します。
「日本耳鼻咽喉科学会認定 補聴器相談医」である院長が診療します。患者様に最も適した補聴器をご提案します。 国産の比較的安価な補聴器を当院で購入していただくことも可能です。
当院では、ご自宅で簡単に睡眠時無呼吸の状態を測定できる携帯型測定器(PHILIPS社)の貸し出しをしています。 検査結果に基づき、CPAP(メディカルケア社)療法を含めた様々な治療法から患者様に最も適した治療をご提案いたします。ご希望の方は受付にお問い合わせください。
DOCTOR
耳鼻咽喉科専門医
NISHIMURA KUNIHIRO
TREATMENT & EQUIPMENT
このCTは耳鼻咽喉科用に開発された装置です。通常のCT装置のようにX線を複数回照射する必要はなく、患者様の周りで装置を一回転させるだけで立体画像を得られるため、撮影時間も短く済み、低被ばくで検査が完了します。
高精細な画質と、ファイバーの外径3.2mm、2.4mmという細さで、痛みや違和感もそれほどなく、鼻腔、咽頭喉頭の粘膜面の詳細な観察が可能です。鼻咽喉の腫れ、腫瘍、炎症、異物などを診断します。
アレルギー性鼻炎の手術治療に使用します。このレーザー機器は、鼻の粘膜の浅い層のみを凝固し、その他の内部組織にダメージを与えません。そのため腫れ、出血、痛みが少なく、治療後の傷の治癒も早いという優れた特徴を持っています。
ファイバースコープの洗浄消毒は手間がかかる作業ですが、院内感染防止には不可欠です。使い終わったファイバースコープは専用の洗浄器で確実に洗浄され、二次感染の不安を解消します。安全かつ清潔な内視鏡検査を実施することで、患者様の院内感染防止に努めています。
ヘッドホンを耳に当て、主に、1000Hz(低音域)と4000Hz(高音域)の音が聞こえるかどうかを検査します。軽度難聴のレベルでは、加齢による難聴や一過性の耳垢塞栓(じこうそくせん:耳垢の詰まり)や中耳炎が疑われます。年齢とともに聴力は低下しますので、高齢者では40dB程度聞こえれば異常なしと判定されることもあります。
鼓膜の振動を診る検査に使用します。鼓膜の振動からなる波形を確認することで、滲出性中耳炎の程度や耳抜きといった耳管機能の診断を行います。顔面神経麻痺の状態や難聴の程度を測定にも用いられ、痛みや苦痛などは無く、比較的短時間で終わる検査となっています。
重心動揺検査はめまいやふらつきの度合を診断する検査です。台の上に靴を脱いで立っていただき、重心のぶれを診ることで身体のバランス保持(平衡機能)の状態を確認します。めまいの原因は多岐にわたりますが、原因の80%は内耳の障害によって起こるといわれています。検査結果はグラフにより一目でわかるようになっており、病気の経過観察、治療効果の判定などに有用です。
患者様に特殊なゴーグルを装着していただき、眼球の動きに異常がないかを調べる「眼振検査」を行います。装着していただくと視界は真っ暗ですが、赤外線を使って眼球の動きを観察することができ、めまい症状の所見である眼振運動を正確に捉えることができます。
ネブライザーは、細かい霧状にした薬液を吸い込むことで、呼吸と一緒に気管や肺、鼻の奥へ薬液を送り込みます。気管支炎の治療や、炎症を起こして蓄膿になった副鼻腔の炎症を和らげることができます。また、自然に呼吸をしているだけで薬液を炎症部に届けることが出来ますので、小さなお子様にも適しています。
この機器は、わずかな血液量で血球数、赤血球数、血小板、CRP(炎症反応)を約4分で測定することができます。当院では迅速に治療を開始するために院内で検査を行い、当日中に得られる検査結果から、炎症や感染症の正確な診断をします。採血量もごく少量ですみますので、患者様の負担軽減にも繋がります。
イムノキャップとは、指先に針を刺して血液をとり、20分程度で結果がわかるアレルギー検査です。少量の血液で検査が可能で、ダニ、ゴキブリ、ネコ、イヌ、スギ、カモガヤ、ブタクサ、ヨモギの8項目が検査対象となります。一般的なアレルギー検査より安く、また指先から少し採血をするだけなので、小さなお子様でも検査を受けていただくことができます。
インフルエンザの発症初期はウイルス量が少ないため、早期では従来の迅速診断キットでは正しく診断することができず、熱が出ても24時間以上待つ必要がありました。当院が採用したSPOTCHEM FLORA(arkray)を使用することでウイルス量の少ない感染の初期段階でも判定することが可能となりました。鼻かみ液で検査が出来るため、鼻の奥に綿棒を入れられるのが苦手なお子さんでも検査が可能です。 綿棒で鼻咽頭奥の粘液を採取して検査することも可能です。