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耳鼻咽喉科

耳鼻咽喉科の診療案内

MEDICAL

身近で頼りになる耳鼻咽喉科のかかりつけ医を目指して。

01

アレルギー

院長は大学アレルギー外来で10年以上、特に舌下免疫療法では多くの実績を有しています(300件以上導入)当院の耳鼻咽喉科では、手術加療(全身麻酔が必要となる手術は提携病院(名鉄病院)にて院長執刀可能です)を含めた、鼻アレルギー診療ガイドラインで推奨されるすべての治療を提供することができます。

02

めまい

「日本めまい平衡医学会認定 めまい相談医」である院長が診療します。重心動揺計、赤外線フレンツェルなどの機器を導入・活用し、結果から処置や治療方針を決定します。

03

補聴器

「日本耳鼻咽喉科学会認定 補聴器相談医」である院長が診療します。患者様に最も適した補聴器をご提案します。 国産の比較的安価な補聴器を当院で購入していただくことも可能です。

04

睡眠時無呼吸症候群

当院では、ご自宅で簡単に睡眠時無呼吸の状態を測定できる携帯型測定器(PHILIPS社)の貸し出しをしています。 検査結果に基づき、CPAP(メディカルケア社)療法を含めた様々な治療法から患者様に最も適した治療をご提案いたします。ご希望の方は受付にお問い合わせください。

医師紹介

DOCTOR

doctor

耳鼻咽喉科専門医

院長 西村 邦宏

NISHIMURA KUNIHIRO

【略歴】

  • 山田小学校卒業
  • 東海高校卒業
  • 愛知医科大学医学部卒業
  • 旭労災病院耳鼻咽喉科 研修医
  • 名古屋掖済会病院耳鼻咽喉科 医員
  • 名鉄病院中耳サージセンター・耳鼻咽喉科 部長
  • 愛知医科大学耳鼻咽喉科 助教
  • 愛知医科大学耳鼻咽喉科 講師(医局長)
  • 西村耳鼻咽喉科・皮ふ科 開業

【資格】

  • 日本耳鼻咽喉科学会 認定専門医
  • 日本耳鼻咽喉科学会 専門研修指導医
  • 日本耳鼻咽喉科学会 補聴器相談医
  • 日本めまい平衡医学会 めまい相談医
  • 医学博士(腫瘍分子生物学)
  • 緩和ケア認定医
  • 臨床研修医指導医
  • 難病指定医

【所属学会】

  • 日本耳鼻咽喉科学会
  • 日本アレルギー学会
  • 日本鼻科学会
  • 日本めまい平衡医学会
  • 日本頭頸部癌学会

著書・論文を見る

01
Daisuke Inukai , Kunihiro Nishimura , Hiromi Ueda, , Yoshitaka Hosokawa 2, Kazuhiro Yoshikawa, Carol R Bradford , Tetsuya Ogawa. Identification of cisplatin-resistant factor by integration of
transcriptomic and proteomic data using head and neck car cinoma cell lines. Nagoya J Med Sci. 2020 Aug;82(3):519-531.
02
Masafumi Kanno , Norihiko Narita , Yasushi Fujimoto , Naohiro Wakisaka , Tomokazu Yoshizaki , Takeshi Kodaira , Chiyoko Makita , Yuichiro Sato , Keisuke Yamazaki , Takanori Wakaoka , Yuzo Shimode , Hiroyuki Tsuji , Seiji Hosokawa , Kunihiro Nishimura , Takuma Matoba , Shigeharu Fujieda.
Third Epidemiological Analysis of Nasopharyngeal Carcinoma in the Central Region of Japan from 2006 to 2015. Cancers (Basel). 2019 Aug 15;11(8):1180. doi: 10.3390/cancers11081180.
03
Kinga Yo,Kunihiro Nishimura,Yasuhiro Takahash,Hiroki Yokota,Naoyuki Hatayama,Tetsuro Hoshino,Munekazu Naito,Tetsuya Ogawa,Yasushi Fujimoto.
Comparison of the decompressive efect of diferent surgical procedures for dysthyroid optic neuropathy using 3D printed model. Received: 2 November 2021 / Revised: 21 March 2022
04
Nishimura K, Takahashi Y, Katahira N, Uchida Y, Ueda H, Ogawa T. Visual changes after transnasal endoscopic versus transcaruncular medial orbital wall decompression for dysthyroid optic neuropathy. Auris Nasus Larynx, Dec; 46(6): 876-881, 2019.
05
顔面骨への手術アプローチ / Edward Ellis III, Michael F.Zide[著] ; 下郷和雄監訳 ; 下郷和雄, 宮脇剛司, 積山真也, 近藤壽郎, 小川徹也, 西村邦宏訳、東京 : 医学書院, 2019.10
06
Ogawa T , Nishimura K, et al. Incisionless facial resection for Kadish stage C olfactory neuroblastoma: Transcaruncular approach with combined. Clin Case Rep. 2020;00:1–8.
07
Kanno M, Nishimura K. Third Epidemiological Analysis of Nasopharyngeal Carcinoma in the Central Region of Japan from 2006 to 2015. Cancers (Basel), 15; 11(8). pii: E1180. 2019.
08
Ishikawa E, Takahashi Y, Nishimura K, Ito M, Kakizaki H. Dacryocystitis and Rhinosinusitis Secondary to Sarcoidosis. J Craniofac Surg, Jan; 30(1): e52-e54, 2019.
09
Ana-Magadia MG, Nishimura K. Immunoglobulin G4-Related Periorbital Soft-Tissue Destruction. J Craniofac Surg, Jan; 30(1):e26-e28, 2019.
10
Sarbajna T, Nishimura K. Tissue Necrosis in Epstein-Barr Virus-Negative Orbital Diffuse Large B-Cell Lymphoma. J Craniofac Surg.; 30(3):e226-e228, 2019.
11
Sarbajna T, Nishimura K. Computed tomographic assessment of the lacrimal sac fossa in the Japanese population. Ann Anat, Jul; 224: 23-27, 2017.
12
Nishimura K, Naito M, Kakizaki H, Ogawa T. Advanced surgical technique for invasive fungal sinusitis endoscopic orbit-sinus combined approach. Minim Invasive Ther Allied Technol 2017.
13
Takahashi Y, Takahashi E, Nishimura K, Kakizaki H. Immunoglobulin G4-related dacryocystitis. Can J Ophthalmol 52: e188-e190, 2017.
14
小川徹也、西村邦宏、他;根治切除不能例に対して、導入化学療法後に手術を行う場合の注意点を教えてください JOHNS; Vol 33 1198-1200. 2017
15
Nonoyama H, Nishimura K . Red blood cell distribution width predicts prognosis in idiopathic sudden sensorineural hearing loss. Acta Otolaryngol; 136: 1137-1140, 2016.
16
Tanigawa T, Nishimura K, Ogawa T. Outcomes of endoscopic endonasal dacryocystorhinostomy for intractable lacrimal dacryostenosis and associated factors. Int J Ophthalmol 9: 1471-1475, 2016.
17
Takahashi Y, Nishimura K, Kakizaki H. Orbital fat prolapse into the nasal cavity in orbital blowout fracture. J Craniofac Surg 27: 615-617, 2016.
18
Nishimura K, Ogawa T. Huge localized amyloidosis of the sinonasal cavity : a rare case report. J Clin Case Rep 6: 797-782, 2016.
19
Kang H, Nishimura K, Kakizaki H. Improved vision from severe compressive optic neuropathy by apical cavernous hemangioma. Case Rep Ophthalmol 7: 179-183, 2016.
20
Kang H, Nishimura K, Kakizaki H. Invasive fungal sinusitis involving the orbital apex in a patient with chronic renal failure. Neuroophthalmology 39: 183-186, 2015.
21
小川徹也、西村邦宏、他;[頭頸部癌に対する最新治療] セツキシマブ療法 セツキシマブ療法における皮膚症状管理 愛知医科大学病院での取り組み 頭頸部癌Frontier; 2 55-57. 2014
22
Nishimura K, Ogawa T. Identification of chemoresistant factors by protein expression analysis with iTRAQ for head and neck carcinoma Br J Cancer 111: 799-806, 2014.
23
Ikeda A, Nishimura K, Ogawa T. Case of partial vertical laryngectomy with vocal cord reconstruction using a thyroid gland flap. Head and Neck 36 73-77, 2014.
24
小川徹也、西村邦宏、他;[大きく変わりつつある頭頸部癌化学療法] 導入化学療法とchemoselection JOHNS; Vol 30 963-966. 2014
25
Ogawa T, Nishimura K. Case of malignant transformation of vagus nerve schwannoma to angiosarcoma. Head and Neck 36 17-20, 2014.
26
小川徹也、西村邦宏、他;[頭蓋頚椎移行部手術のための神経外科解剖Ⅰ] 頭頚部外科医からみた頭蓋頚椎移行部手術のための神経外科解剖および基本手技 脳神経外科ジャーナル;23 121-125. 2013
27
Kondo Y, Nishimura K, Ogawa T. Edema of the interarytenoid mucosa seen on endoscopy is related to endoscopic-positive esophagitis (EE) and is an independent predictor of EE. Dig Endosc 25: 578-584, 2013.
28
西村邦宏、小川徹也. 頭頸部扁平上皮癌細胞株を用いたCDDP耐性因子に関わるタンパクの解析. 愛知医科大学医学会雑誌 40: 43-51, 2012.
29
小川徹也、西村邦宏、他;甲状腺癌の隣接臓器浸潤に対する取扱い-解剖学、組織学、分子生物学的指標に基づいて- 日本内分泌・甲状腺外科学会誌; 29 2 139-143. 2012
30
小川徹也、西村邦宏、他;超選択的頸部郭清術 JOHNS; Vol 27 2 201-204. 2011
31
西村邦宏、小川徹也、他;導入化学療法と強度変調放射線で寛解が得られた小児上咽頭癌例 
耳鼻臨床: 104:9;637-641. 2011
32
池田篤彦、小川徹也、西村邦宏、他;甲状腺弁を用いて声門再建を行った喉頭垂直部分切除の一例 
喉頭;22: 139-143. 2010
33
池田篤彦、小川徹也、西村邦宏、他;術前診断が上皮内癌であった鼻腔扁平上皮癌の1症例 
頭頸部外科; 20 (3): 201-206. 2010
34
Takahashi Yasuhiro,  Nishimura Kunihiro,  Yo, Kinga, Vaidya Aric.
Resection of Orbital Apex Tumours in the Medial Orbit via Four-Handed Endonasal and Transcaruncular Approaches. European Journal of Ophthalmology. 2023 23-0387.

当院で行う治療と治療機器

TREATMENT & EQUIPMENT

コーンビームCT
(頭部用CT装置「3D Accuitomo」)

このCTは耳鼻咽喉科用に開発された装置です。通常のCT装置のようにX線を複数回照射する必要はなく、患者様の周りで装置を一回転させるだけで立体画像を得られるため、撮影時間も短く済み、低被ばくで検査が完了します。

電子スコープ

高精細な画質と、ファイバーの外径3.2mm、2.4mmという細さで、痛みや違和感もそれほどなく、鼻腔、咽頭喉頭の粘膜面の詳細な観察が可能です。鼻咽喉の腫れ、腫瘍、炎症、異物などを診断します。

CO2レーザー

アレルギー性鼻炎の手術治療に使用します。このレーザー機器は、鼻の粘膜の浅い層のみを凝固し、その他の内部組織にダメージを与えません。そのため腫れ、出血、痛みが少なく、治療後の傷の治癒も早いという優れた特徴を持っています。

ファイバースコープ洗浄器

ファイバースコープの洗浄消毒は手間がかかる作業ですが、院内感染防止には不可欠です。使い終わったファイバースコープは専用の洗浄器で確実に洗浄され、二次感染の不安を解消します。安全かつ清潔な内視鏡検査を実施することで、患者様の院内感染防止に努めています。

聴力検査

ヘッドホンを耳に当て、主に、1000Hz(低音域)と4000Hz(高音域)の音が聞こえるかどうかを検査します。軽度難聴のレベルでは、加齢による難聴や一過性の耳垢塞栓(じこうそくせん:耳垢の詰まり)や中耳炎が疑われます。年齢とともに聴力は低下しますので、高齢者では40dB程度聞こえれば異常なしと判定されることもあります。

インピーダンスオージオメーター

鼓膜の振動を診る検査に使用します。鼓膜の振動からなる波形を確認することで、滲出性中耳炎の程度や耳抜きといった耳管機能の診断を行います。顔面神経麻痺の状態や難聴の程度を測定にも用いられ、痛みや苦痛などは無く、比較的短時間で終わる検査となっています。

重心動揺

重心動揺検査はめまいやふらつきの度合を診断する検査です。台の上に靴を脱いで立っていただき、重心のぶれを診ることで身体のバランス保持(平衡機能)の状態を確認します。めまいの原因は多岐にわたりますが、原因の80%は内耳の障害によって起こるといわれています。検査結果はグラフにより一目でわかるようになっており、病気の経過観察、治療効果の判定などに有用です。

フレンツェル赤外線眼鏡

患者様に特殊なゴーグルを装着していただき、眼球の動きに異常がないかを調べる「眼振検査」を行います。装着していただくと視界は真っ暗ですが、赤外線を使って眼球の動きを観察することができ、めまい症状の所見である眼振運動を正確に捉えることができます。

ネブライザー

ネブライザーは、細かい霧状にした薬液を吸い込むことで、呼吸と一緒に気管や肺、鼻の奥へ薬液を送り込みます。気管支炎の治療や、炎症を起こして蓄膿になった副鼻腔の炎症を和らげることができます。また、自然に呼吸をしているだけで薬液を炎症部に届けることが出来ますので、小さなお子様にも適しています。

採血機器

この機器は、わずかな血液量で血球数、赤血球数、血小板、CRP(炎症反応)を約4分で測定することができます。当院では迅速に治療を開始するために院内で検査を行い、当日中に得られる検査結果から、炎症や感染症の正確な診断をします。採血量もごく少量ですみますので、患者様の負担軽減にも繋がります。

イムノキャップ

イムノキャップとは、指先に針を刺して血液をとり、20分程度で結果がわかるアレルギー検査です。少量の血液で検査が可能で、ダニ、ゴキブリ、ネコ、イヌ、スギ、カモガヤ、ブタクサ、ヨモギの8項目が検査対象となります。一般的なアレルギー検査より安く、また指先から少し採血をするだけなので、小さなお子様でも検査を受けていただくことができます。

移動式免疫蛍光分析装置
(SPOTCHEM FLORA)

インフルエンザの発症初期はウイルス量が少ないため、早期では従来の迅速診断キットでは正しく診断することができず、熱が出ても24時間以上待つ必要がありました。当院が採用したSPOTCHEM FLORA(arkray)を使用することでウイルス量の少ない感染の初期段階でも判定することが可能となりました。鼻かみ液で検査が出来るため、鼻の奥に綿棒を入れられるのが苦手なお子さんでも検査が可能です。 綿棒で鼻咽頭奥の粘液を採取して検査することも可能です。